日枝神社/唐津市
【鎮座地】
唐津市鎮西町赤木3356
【祭神】
高皇産霊尊 國常立尊 伊弉諾尊 速玉男命 天忍穂耳尊 猿田彦命 事解男命 菅原道真
【由緒】
第83代土御門天皇正治元年(1199)、壇ノ浦の戦いに敗れし平家の大将平重盛、次男平伊豆守重信逃れて壱岐に在りしを迎えて、比奈田なる地に創建し初代神主となし代々奉仕せりと。然るに比奈田の地は一方に遍して不便なれば発展せず。
その後、時期不詳なれど赤木村の中心、中田の地に勧請、再建したところ赤木の地大いに栄え、以来この宮が本社となる。
また、時期、鎮座地不明だが肥前国岸岳城主波多三河守親の家臣、赤木右近(左近)により再建されると伝わる。
明治初期に社名を「日枝神社」に改称し、村社格を与えられる。更に、大正期には同じ赤木村にありし天満神社を合祀し、赤木の氏神として鎮座し信仰を集め現在に至る。