波多八幡神社
【鎮座地】
唐津市北波多村稗田2155
【祭神】
息長帯姫命 品陀和気命 武内宿禰命
【祭礼】
例祭10月9日
【社宝】
河童切りの剣(宝壽作・七寸五の両刃)・鬼子岳城址
【由緒】
正暦元年の創祀。正暦年間源頼光に従って肥前国に下った渡辺源吾綱は、稗田村の畠城に居城し、この神社と城の鎮護として崇敬した。その5世の孫、源次郎保は同村岸岳に城を築き、17世を経て波多三河守鎮の時罪を得て常陸の筑波に流されたため、寄進されていた社領300石も没収された。しかし郷民の崇敬は篤く産土神として仰がれ、明治18年郷社に列した。