天山社
【鎮座地】
小城郡小城町大字晴気3258
【祭神】
多紀理比売命・市木島比売命・多岐都比売命
【祭礼】
例祭(10月15日)
【社宝】
締元行事古文書(天保11年円城寺土佐正代納)
【神事と芸能】
御田祭(5月1日)・夏越祭(7月31日)・くんち祭(例祭日・締元行事・浮立奉納)
【由緒】
大宝元年の創建で、長保4年現社地に遷座。文武・一条両天皇の勅願所となり、国家鎮護・五穀豊穣の神として崇敬された。弘和2年神階正二位に昇叙。治承4年地頭千葉常胤の発願で夏越祭が起こされ、元和3年鍋島勝茂が社殿を改築し、秋の大祭に大名行列で参拝した。小城・多久・武雄・須古の領主も篤く崇敬し、神門・鳥居などを奉献した。明治6年郷社、昭和16年県社に列した。例大祭には神籤で殿様を決める締元行事があり、浮立が奉納され、氏子は礼装して随行する。